キュープラロスさんという精神科医の
【死の受容モデル】
というのがあります。
  
第1段階:否認と孤立(denial & isolation)
第2段階:怒り(anger)
第3段階:取り引き(bargaining)
第4段階:抑うつ(depression)
第5段階:受容(acceptance)
 
不治の患者さんなどが、死を受けいれる際に
おおむね、このような心理となるであろう
という受容モデルです。
 
これ、実はですね
 
失恋を受け入れるとき。
 
はたまた
理想のお相手が目の前に、ひょっこり現れた時にも見られる人の心理なんです。
 
※自分の脳みその範疇外の
予期せぬことが起こったときの反応とも言いかえられるのです。
 
「?」
 
と思われるかもしれませんが
 ご説明していきますね^^
 
レッツ説明^^
 
・・・・・・・・・・・・・・・
人は理想の現実が
とことこやってきたときにも
一旦過去の自分が「死」を迎えるほどの
受け入れがたい心の葛藤を起こします。
  
第1段階:否認と孤立(denial & isolation)
理想の異性が目の前に現れても
それを頭では理解しようとするが、
感情的にその事実を否認(逃避)している段階。
 
いや、こんなイイ人が
自分なんか好きになってくれるわけない。
 
「なにかの間違いだ。」
「可愛そうだからそう言ってくれてるんでしょ。」
「何か裏があるに違いない!」
「どうせ体やお金や何かしらの目当てがあるんでしょ!」
など。
 
と言うような自問自答的な反論をし
 理想の異性からは距離を取り、孤立する段階。
  
第2段階:怒り(anger)
事実は認識できた。
 
でも
この人も他の異性同様、すぐに離れて行ってしまうんでしょ。
という見捨てられ不安という強い反発から
 
「手の届かない人がいいんだ!」
「すぐに手に入るような人はつまらない!」
「自分が追いかけるような人がいいんだ!」といった
皮肉のような発言をし
 
素直に受け取れないことへの怒りを相手にぶつけてしまう。
  
第3段階:取り引き(bargaining)
これまでの行為も改めるといった
「取り引き」をしようとする。
 
相手に怒りをぶつけたり
そっけなくしておきながら
 
捨てられることを、なんとか回避することができないか、模索しはじめる。
 
例えば
「手の届かない人がいいんだ!簡単に手に入る人はちょっとね。」
と突き放すものの。
 
「いや。この人は本当に自分を好いてくれているのかもしれない
自分のことを本当に愛してくれる人であってほしい」
 
若しくは
「本当の自分を見られたら、この人はきっと離れていくに違いない
でも、どうかそんな自分も受け入れてほしい」
という具合に、
 
取り引きの条件が
お金やカラダ目当てや自分を騙すような人でないということや
 
ありのままの自分をみせても離れていかない人であってほしいと
 自分の心の中で取引し始めます。
  
第4段階:抑うつ(depression)
あえて、今まで理想の異性に対して冷たくしずぎたり、怒りをぶつけて取引した結果。
 
「ああ、この人ほんとに自分のこと愛してくれているのかもしれない」
 と、感情的にも理解できるようになる。
 
と同時に
こんな自分は、愛されるに値する人間ではないかも。
 
と、悲観と絶望に打ちひしがれ、
憂うつな気分になり虚無感にとらわれることもある。
  
 第5段階:受容(acceptance)
 それまでは、現実を見るのが怖く
「本当の自分をもし知られてしまったら。」
 
と、理想の異性を拒絶し
なんとか回避しようとしていたが、
 
本当にこの人は自分のことを愛してくれている。
という
自分の幸せを受け入れることができ
心の平穏が訪れ、理想を受け入れることができる。
 
と言うような、理想や幸せを受け入れるときにも辿るプロセスなんですね^^
 
人って、マイナスなことならまだしも
どんなに幸せな環境が目の前にやってきても
 
脳の防御反応という、脳みその構造上の問題で
新しいことへ一歩踏み出す時、脳が抵抗を起こすようになっているんです^^
 
だから
こじらせ恋愛を繰り返していると、理想の人が目の前に現れて、向こうからアプローチしてきても、何故だか うまくいかない時があったりするのは、ある意味 当たり前の話かもですね^^
 
そもそも、そんないい人に出会ったことない!と言う場合も先に拒絶が入っているから、はなから恋愛のストーリーのレールに乗ることすらない状態なんですよね^^
 
ただ
いつまでもそうしていると
「モヤモヤ」や「不満」を無意識に感じます。
 
こうなってくると
「数」で、自分の欲求を満たしたりしようとする場面もあります。
 
でも
数を集めても本当に欲しい理想の形ではないのでどんなに複数の異性を手元に置いたとしても、更にこじらせていくと行ったようなことも多いかと思います。
 
本当に欲しいものではないからです。
安物買いの銭失い状態です。
楽しければいいのですけどね^^
 
若しくは
必要以上に「拒絶」することで、幸せそうな人を妬んだりと、ますますどうしようもなく、こじらせていく場面もあるかと思います。
  
だがしかし。
このキュープラロスさんの
死のモデルに気づくだけでも、今の自分の立ち位置がわかりますので^^
 
気づいた時点で、自分の行動パターンが変わるので現実も変わっていくんですよね♪

まずは気づくこと^^
・
一緒に幸せになってゆきましょう♥

しゅてきなひとと時を°+╰( ˘ω˘ )╯;。:*
 
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